紙漉きの準備を始めました。

 まだ少し早いのですが、今シーズンの紙漉き準備に入りました。準備は和紙の原料となる乾燥ウコゾの皮を水に入れて戻す作業(コウゾの皮を柔らかくする。)から始めます。コウゾ皮を煮るときは苛性ソーダーを使います。水だけでは皮が煮えません。
 煮終えたコウゾは水槽に入れて、数日水をかけ流しにして苛性ソーダーの成分とごみなどを流します。

乾燥しているコウゾの皮を水に入れます。

コウゾの皮は水分を吸って柔らかくなります。

大釜(馬釜と言います。)に山盛り入れます。

両方の釜も大盛です。

薪で火を焚いて煮ます。煮終わるのに約3時間かかります。

煮終えたコウゾは煮る前と比べ三分の一以上嵩が減ります。

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