2013年 2月

研修に行ってきました。

 25日・26日の2日間、しらかわ広域連携グリーンツーリズム推進協議会主催の「農家民宿研修会」に参加し、南相馬市に行ってきました。南相馬市は3.11の震災と原発事故で多大な被害を受けた地域です。震災語り部さんの案内で、市内の小高地区を回りましが、震災後間もなく2年を経過する現在でも、傷跡が残り被害の大きさに声も出ませんでした。

いたるところに瓦礫が集積されています。

田んぼの中に消防車が無惨な姿のまま残っています。

流されず残っている家も津波で壊滅的な被害を受けています。

田んぼは地盤沈下を起こし、水が溜っていました。

道の両側には人家が並んでいたそうです。今はご覧のとおり更地になっています。勿論、人影も見えません。

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コウゾの皮剥きを行いました。

> 今シーズンの最後となるコウゾの皮剥きを18日に行いました。今日は仲間7人の応援を受けて、31束のコウゾの皮を剥きました。今シーズンは5回の皮剥きを行い、全部で140束を剥き、紙を漉くのに十分な量のコウゾが確保出来ました。応援してくれた仲間に感謝、感謝です。

皮剥きは紙漉き工程の中で一番暖かい作業です。

いつも皮剥きを応援してくれるメンバーです。
帽子にマスク姿なので顔が良く見えません。危ない人のようです。

剥いた皮は小束にして乾燥させます。

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氷のアートです。

 作業場に山水を引き込み紙漉き作業に利用していますが、その余水を作業場後ろから流しています。ここ数日の寒さで見事な氷のアートが完成しました。まさに自然が作った造形美です。人が作ろうとしても絶対に作ることができません。自然はすごいことをします。

まるで氷のカーテンのようです。

石垣にから弾かれる水で大きなしぶき氷が出来ました。

こんな形のしぶき氷も出来てました。

コウゾの皮剥きに来た仲間も感心してみています。

太いツララです。

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紙漉き体験に訪れました。

 鮫川小学校6年生、31名の皆さんが紙漉き体験にハウスを訪れました。初めに鮫川和紙の歴史や和紙が出来るまでの話をしてから、実際にハガキを漉く体験をしました。ほとんどの子ども達は紙漉きは初めての体験で、熱心に取り組んでいました。

漉き方の説明をします。

紙漉きは初めての体験なので真剣です。

いろんな模様を入れる子もいます。

大きい紙を漉く簾です。竹材で出来ていることを話します。

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和紙会のメンバーが紙漉きを体験しました。

 和紙会のメンバー2人がハウスを訪れ紙漉きを体験しました。勤務の関係で水曜日が休日なので2月13日になりました。2人ともハガキ、A4版に障子紙漉きに挑戦しましたが、さすがに、障子紙を漉くのはうまく行きませんでした。大きい和紙は簾に紙料を均等に乗せるのがとても難しいです。

紙料を攪拌することから始めます。


最初はハガキ漉きから始めます。

障子紙漉きに挑戦です。が、うまく行きません。紙料を簾に汲み上げて揺らす技術が必要です。

A4版に挑戦です。こちらは何とか漉くことが出来ました。

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