コウゾの漂白を行いました。

24日に煮たコウゾの苛性ソーダ成分やごみを流し漂白を行いました。漂白前と漂白後のコウゾを見てください。
漂白前のコウゾです。この状態でもビーター(打解機)で叩けば和紙になります。
水から上げた漂白前のコウゾです。色が黒いです。
漂白して白くなったコウゾです。
水を架け流しにして晒しサラシ粉の成分を流します。
水から上げた漂白後のコウゾです。
この状態からビーター(打解機)で叩き繊維を細かくします。
2012年 9月
24日に煮たコウゾの苛性ソーダ成分やごみを流し漂白を行いました。漂白前と漂白後のコウゾを見てください。
漂白前のコウゾです。この状態でもビーター(打解機)で叩けば和紙になります。
水から上げた漂白前のコウゾです。色が黒いです。
漂白して白くなったコウゾです。
水を架け流しにして晒しサラシ粉の成分を流します。
水から上げた漂白後のコウゾです。
この状態からビーター(打解機)で叩き繊維を細かくします。
9月25日の和紙会で、11月の村文化祭で展示するランプシェーを作りました。高さ1.2mの大きなもので照明用の電球が2個入っています。メンバー5人で和紙を選び、それを切って一区画づつ張って完成しました。
最初に和紙を切ります。切るののは筆と水を使います。
カッターなどで切るよりも和紙の風合いが出ます。
切った和紙をそれぞれの区画に張っていきます。
どんな和紙を張るかバランスで悩みます。
悩んだ分出来栄に満足です。
まだ少し早いのですが、今シーズンの紙漉き準備に入りました。準備は和紙の原料となる乾燥ウコゾの皮を水に入れて戻す作業(コウゾの皮を柔らかくする。)から始めます。コウゾ皮を煮るときは苛性ソーダーを使います。水だけでは皮が煮えません。
煮終えたコウゾは水槽に入れて、数日水をかけ流しにして苛性ソーダーの成分とごみなどを流します。
乾燥しているコウゾの皮を水に入れます。
コウゾの皮は水分を吸って柔らかくなります。
大釜(馬釜と言います。)に山盛り入れます。
両方の釜も大盛です。
薪で火を焚いて煮ます。煮終わるのに約3時間かかります。
煮終えたコウゾは煮る前と比べ三分の一以上嵩が減ります。
9月19日に鮫川小学校探検クラブの子ども達がマーブリングを体験しました。予定では、投網を使い川で魚を捕って観察を行う計画でしたが、天気が悪くて変更になりました。それでも子ども達は初めて体験するマーブリングで、思い思いに自分のハガキに染色を行いました。
マーブリングは紙を装飾するため、15世紀ころからトルコで行われてきた技法です。これと良く似た技法に日本の墨流しがあります。
バットにインクを入れて模様を作ります。
和紙はインクの吸いが良いためきれいに染色できます。
何を見ているのかなぁ
楽しそうです。
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