障子紙を漉いています。
1年で一番寒い小寒をすぎて今は大寒の時期です。今年の小寒は朝の気温がマイナス12まで下がり例年にない寒さでした。大寒に入り小寒ほどの寒さはないものの、、ちょっと寒いと思う朝はマイナス7度から8度くらいまで冷え込みます。そんな中、毎日障子紙を漉いています。私が漉く紙で一番大きい和紙で、横幅90cm、縦幅60cmの和紙で3枚あれば障子戸1枚が貼れます。そんな寒さの厳しい中、午前中は漉き船の中とネリに張った氷の処理が日課です。氷を完全朝の気になくさないと和紙は漉けません。そして午後から障子紙を漉く毎日です。
障子紙を漉く漉き船です。
馬鍬(ザブリ)を使い漉き船の中にある紙料を細かくするため攪拌します。
紙料を攪拌後ネリを入れて漉き始めます。
紙床に1枚1枚丁寧に重ねていきます。
一晩水切りを行い水分絞りをしてから1枚づつ剥がします。
剥がした和紙を張り板に張ります。
張った後にハケを使い中にある空気を外に押し出します。
刷毛で空気が押し出されきれいに張れました。
ストーブの側で乾かします。
乾燥が終わり障子紙が出来ました。