鮫川和紙

コウゾ切を始めました。

 季節が進み今年も和紙漉きシーズンに入りました。初めにやることは和紙の原料になるコウゾ切りです。先月下旬からコウゾ切を始めました。キル場所は5ヶ所あるのでお天気と相談しながら順次切っていきます。

畑に栽培しているコウゾです。

コウゾ切には草刈り機を使います。

切ったコウゾを集材しハウスに搬入します。

搬入したコウゾです。この後蒸して皮を剥くため75cmに小切ります。

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コウゾ茶の試飲です。

 村公民館で鮫川産のコウゾ葉を使ったコウゾ茶新茶の試飲会が行われました。コウゾ茶を作っている「旅の書会」代表で書道家の「千葉青藍」と「大久保」さんが訪れ、試飲には8月に公民館主催の陶芸教室で参加者が作った茶わんを使いました。茶わんはコウゾ灰の釉薬を使って焼いたものです。村産のコウゾ葉、コウゾ灰の釉薬、参加者自身が作った茶碗で試飲するという一つの物語が完成しました。

出来上がった茶わんです。裏に制作者のサインが入っています。

完成した茶碗を見る参加者です。

コウゾ茶の新茶です。

大きなサイズの袋も出ました。

旅の書会「千葉青藍」先生のあいさつです。

新茶の試飲開始です。

コウゾ茶です。新茶は香りがあって非常に美味しいです。

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トロロアオイ(ネリ)を漬け込みました。

 ネリはトロロアオイの根から出る粘液のことで、和紙漉きには無くてはならないものです。4月下旬に種を蒔いたものを数日前から収穫しています。収穫したトロロアオイの根は、クレゾール石鹸液を使いポリ桶等に漬け込み保存します。

畑から抜いたトロロアオイの根です。

根はこんな状態です。

余分な部分をカットし短くします。

水洗いをして乾燥します。

ポリ桶に入れ保存のためクレゾール石鹼液を入れます。

クレゾール石鹼液が入った水です。

クレゾール石鹼液です。

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ネリの種子を収穫しました。

 昨日、トンネル畑に作っておいたネリ(トロロアオイ)の種子採取を行いました。完熟した種子を採取し来年の播種に備えます。トロロアオの根を叩いて出る粘液はネリと呼ばれ、トロロアオイは和紙漉きには欠かせない植物です。収穫後は水洗いをして、大きなポリ桶に水で薄めたクレゾールせっけん液を入れて漬け込みます。

実がついたトロロアオイです。

完熟した実を取ってきます。

完熟した実は先が割れてきます。

採取した実を割り中から種子を取り出します。

トロロアオイの種子です。

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簾の補修です。

 和紙を漉く道具で簾と桁がありますが、長年使用していると簾の方が痛んできます。簾がダメになると和紙を漉くことが出来なくなるので、毎年補修をしながら使っています。ただ、最近は痛みがひどく、新しい簾の購入を考えたりしていますが、簾を制作する職人さんは全国で数人しかいないとのことで購入もままなりません。また購入するにしても、障子紙大の簾は1枚数十万円と高価で経済的にも大変な負担になります。そんなことから、今年も時間をかけて地道に簾を補修しながら使っていきます。

簾を補修する道具です。針、絹糸、はさみなどです。

簾が痛んでくると、竹ひごを編んでいる糸が切れ始めます。

針と糸を使い、竹ひご1本1本を丁寧に編んでいきます。根気のいる作業で目も疲れます。

数日かけてようやく1枚補修が終わりましたが、うまく使えるかまだ分かりません。

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