2020年 12月

皮むき終わりました。

 今日で今シーズンのコウゾ皮むきが終わりました。後は干したコウゾが乾燥を待って大束にして保存します。切り出してきたコウゾ原木を75cmに小切りし、127束の皮を剥きました。一人で剥いたので指などが痛くなり大変でした。

小束にして干します。

ポリ縄で結んでいる個所が乾かないので、結び替えして再度干します。

皮を剥いたコウゾの枝です。乾燥してから薪ストーブの焚きつけに使います。

枝は束ねて保存しま。

乾燥が仕上がったコウゾを保存するために大束にします。これで29束ありますが、今日干した分を含めると50束くらいになるかな。

関連する記事

成長しました。

 19日に紙漉き作業場の引水の落水でしぶき氷が出来た来ましたが、ここ数日の寒さでしぶき氷が大きく成長しました。昨年は暖冬のためしぶき氷が出来なかったのですが、この冷え込みで氷が一段と成長しています。

落水のしぶきで氷が大きくなっています。

周辺の石垣も氷で覆われてきました。

関連する記事

冬の造形物です。

寒気が日本上空にやってきて、15日から急激に気温が下がり凍える寒さ。15日の朝はマイナス5度、16日はマイナス8度、17日はマイナス7度、昨日はマイナス4度と寒い日が続き、日中の気温もほとんど上がらない日が続いている。低温の日が続いるため、紙漉き作業場に引き込んである沢水のしぶきが凍り、芸術的な造形を生み出している。明日も冷え込みが厳しそうなので氷がもっと増えそうだ。

沢水のしぶきがかかる範囲が氷になっています。

沢の上に張り出した木にしぶきがかかり、しぶき氷が出来ています。

関連する記事

和紙漉きの取材です。

 12月9日テレビユー福島(TUF)から鮫川和紙の取材を受けました。鮫川和紙の歴史や和紙の原料コウゾについて取材後、「高橋」アナウンサーが作業場で和紙漉きを体験しました。この模様は、12月17日(木)午後6時15分から放映される「Nスタふくしま」の中で放映されます。見てくださーい。

ハウスに来訪した時コウゾ皮の結び替え作業をしていました。

高橋アナウンサーにコウゾと手に取って見てもらいます。

前日に作っておいたネリを見せます。

和紙漉きを体験する前に漉き方をレクチャーします。

「高橋」アナウンサー初めての和紙漉き体験です。

色紙に高橋アナウンサーのサインを頂きました。

ハウス入口で訪れたスタッフ皆さんと1枚です。

関連する記事

会津唐人凧です。

 今日、猪苗代町にいる友人が寛ちゃんハウスに訪れました。「会津唐人凧」を制作すると以前に鮫川和紙を購入して頂きましたが、その和紙を使い凧が完成したので今日持参したとのことでした。唐人凧は全国的にありますが、会津唐人凧は戊辰戦争の折に、味方の兵士を励ますため「鶴ヶ城」内からに揚げられたものです。近年は制作者も少なくなっているとのことでした。

なんとも迫力のある絵です。すべて友人が書いたものです。

唐人凧を制作した友人の「小林 清」君です。

関連する記事