草刈りを行いました。
6月3日に行われる鮫川小学校3年生の源流体験のため、30日午前6時から鮫川源流入口にカジカを呼び戻す会会員4名と、村職員3名が集合し、源流に通じる山道の草刈りを行いました。草刈り作業は、10数年前から実施していますが、開始当初と比べると山道周辺の木々が成長し、草もかなり少なくなり作業も楽になりました。
草刈り前の山道です。
草刈機で刈ります。
草刈りが終わりきれいになりました。
源流を確認します。
福島県東白川郡鮫川村から情報発信します
2022年 5月
6月3日に行われる鮫川小学校3年生の源流体験のため、30日午前6時から鮫川源流入口にカジカを呼び戻す会会員4名と、村職員3名が集合し、源流に通じる山道の草刈りを行いました。草刈り作業は、10数年前から実施していますが、開始当初と比べると山道周辺の木々が成長し、草もかなり少なくなり作業も楽になりました。
草刈り前の山道です。
草刈機で刈ります。
草刈りが終わりきれいになりました。
源流を確認します。
村の景勝地「強滝渓谷」にはこの辺では珍しい甌穴(おうけつ)がたくさんあります。甌穴(おうけつ)とは河底や河岸の岩石面上にできる円形の穴。ポットホール(pot hole)、またはかめ穴(かめあな)ともいいます。
河底や河岸の表面が硬い場合、表面に割れ目などの弱い部分があるとそこが水流による侵食のためにくぼみとなり、このくぼみの中に礫が入ると渦流によってその礫が回転し丸みを帯びた円形の穴に拡大し甌穴となります。穴が削られる速さは、岩盤の硬さや水流の強さ、砂粒の大きさや量、雨の頻度などによって変わりますが、砂が流れて来るのは雨で水量が多くなった時に限られるので、直径が30cm(半径15cm)くらいの甌穴が出来るまでには、おおよそ千年単位の時間がかかると言われています。
甌穴は大小さまざまですが、形は丸いものが多いようです。
強滝には中ほどにお不動様があり、そこに行くには対岸の道路から橋があり、石柱は橋があった名残です。。
村の景勝地強滝地内は県の自然環境保全地域に指定され、道路の対岸に遊歩道が整備されています。遊歩道は全体が原生林で覆われ、そのような場所を好む希少な花があり、河川の石には数千年をかけて出来た甌穴が見られるなど自然景観に恵まれています。
半日陰を好む希少なギンランの花です。
シュンランです。
希少種キンランです。
ツクバネソウもあります。
カタクリは実をつけていました。
滝も見られます。上の画像が雄滝(おだき)、下の画像が女滝(めだき)です。
村の中心にある館山公園でニッコウキスゲの花が咲き始めました。例年ですと6月に入るころから開花が始まりますが、今年は少し早いようです。見ごろは今月末から6月にかけてがいいかも。
少しまとまって咲いている個所もあります。
本格的な開花はこれからです。
館山公園のキンランです。
フロッタージュとは、フランス語の 「frotter(こする)」に由来するもので、石、硬貨など、表面がでこぼこした物の上に紙を置き、例えば、鉛筆でこすると、その表面のでこぼこが模様となって、紙に写し取られる。このような技法およびこれにより制作された作品をフロッタージュと呼ばれます。今日は須賀川市から講師先生にお出でを頂き、自分の他に村教育委員会職員3名が参加し、村の史跡、旧渡瀬救荒修祭碑のフロッタージュを制作しました。
碑の周りに見えにくい場所がないかを確認します。
フロッタージュを行う面に和紙をテープで貼ります。和紙は鮫川和紙です。
和紙を貼り終えました。
光明炭のチョークで最初は薄めに全体をこすります。
全体を薄めにこすった後、力を入れて強めにこすると碑に刻まれた文字が浮き出てきます。
きれいにフロッタージュできました。
自分も挑戦してみました。
「旧渡瀬救荒修祭碑」4面分です。
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