2020年 10月

秋の味覚です。

 今年は天候不順の影響か山の実物は総じて不作です。栗やアケビは生ったものの数が少なく、ナラやクヌギのドングリに至っては一粒も実がついていません。野鳥や獣類の冬場の餌が心配です。今日、今秋最後のアケビを採ってきました。道路のすぐ側にあるので野鳥もあまり来ないようです。全部は採らないで野鳥たちの分は残してきました。

アケビの中で一番おいしいムラサキアケビ(ミツバアケビ)です。

アケビの皮を水に晒し、味噌炒めにして夕食にいただきました。柔くて美味しいです。

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紅葉(黄葉)が始まりました。

 10月も中旬に入り、村内各所の紅葉の名所が色づき始めました。今日、村の景勝地「強滝(こわだき)」に行ってみると、モミジやカツラの木々が色づき始めていました。

強滝橋付近の木々です。葉が色づいています。

強滝橋下流のカツラの木です。黄葉し落葉も進んでいます。

中流域の木々です。

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今年も始まりました。

 10月に入り涼しくなってきたので、今シーズンの和紙漉き準備を始めました。初めに行う準備はコウゾを煮て和紙の材料を作る作業です。

和紙の原料乾燥コウゾ皮です。一昼夜水につけて戻します。

戻したコウゾを大釜に入れます。

薪材で苛性ソーダを使い3時間煮ます。

煮終えたコウゾを水槽に入れ、水をかけ流しにして晒しゴミや汚れソーダの成分を流します。

晒し終えたコウゾです。

晒し終えたコウゾを漂白します。

漂白されて白くなりました。

漂白剤の成分を流すため、再び水をかけ流しにして晒します。

叩く前の漂白晒しを終えたコウゾです。

コウゾ繊維を細かくするためビーターを使い叩きます。

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