鮫川和紙

コウゾ畑の草刈りです。

 一昨日から今日まで落合と新宿にあるコウゾ畑の2回目の草刈りを行う。気温が高く湿度があるので草の伸びが早く、成長したコウゾの間を刈るのに時間を要し3日間かけて終了する。これでコウゾがまた一段と大きくなりそうだ。

草を刈るときれいになりますが、コウゾの間の草刈りは大変です。

草を刈るとコウゾが一段と成長します。大きい株は1m以上になっています。

草を刈って開けた場所に新しいコウゾが芽吹きます。

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大きくなってきました。

 先月末から落合地内と新宿地内にあるコウゾ畑の草刈りを行いました。それから10日以上が経過し、今日現地を見に行きました。刈った草は枯れてコウゾが大きく成長していました。

落合コウゾ畑のコウゾです。

新宿コウゾ畑のコウゾです。両方ともこれかだどんどん伸びていきます。

栗の花も間もなく開花します。

マムシグサも大きくなりました。

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ネリ種子を蒔きました。

 4月下旬になり、降霜の心配も無くなったので、今日ネリ(トロロアオイ)の種子を蒔きました。ネリは和紙漉きを行うためには無くてはならないもので、毎年今頃の時期に蒔いています。ただ、毎年同じ畑から採取した種子を蒔いているので生育が悪く、今年は安達道の駅から種子を購入し蒔いてみました。

昨年採取した種子です。

ネリの種子は堅いので一晩水に浸してから蒔きます。

一晩水に浸して置くと少し芽が出てきます。

ザルで種子を少し乾燥させます。

真直ぐに蒔くためテープを張ります。

三角鍬で溝をつけて種を蒔きます。

蒔いた個所が分かるように棒を立てます。

全部で10畝蒔きました。

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ランプシェード作りです。

 鮫川村一閑張り愛好会の皆さんが村公民館で、鮫川和紙を使ったバルーンランプシェド作りに挑戦しました。普段から一閑張りを行って
いるので、刷毛や糊を使い和紙を貼るのはお手のものです。9時から12時までシェード作りを行いましたが、あまりにもこだわってシェード作りが終わらない人もいました。

バルーンを膨らまし、和紙貼りを行います。

自分の選んだ和紙を貼ります。

シェードのデザインもそれぞれです。

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障子紙を漉いています。

 2月も中旬になり、和紙漉き体験作業も一段落したので障子紙を漉き始めました。大型の漉き船に資料を入れ攪拌してネリを入れて漉きます。障子紙は大量の紙料を水と一緒に汲むので、漉くには竹に紐をつけて桁を吊り、その反動で資料を汲み上げるので大変な作業です。
午前中は氷の始末をして、午後から漉き初めて40枚ほど漉きました。

障子紙を漉く桁簾です。横90cm、縦60cmの和紙が出来ます。

漉き船に入れるネリです。船が大きいので18ℓバケツで8杯は必要です。

資料が均等になるよう簾に汲みます。重いです。

漉き上がった障子紙です。和紙が一番弱い状態です。

上から見るとそんなに枚数が無いように見えますが、横から見るとかなりの枚数があります。

漉き上がった和紙はジャッキやキリンを使い水分を絞ります。

水分を絞り終えた和紙は絞る前の5分の1くらいになります。

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