障子紙を漉いています。

 2月も中旬になり、和紙漉き体験作業も一段落したので障子紙を漉き始めました。大型の漉き船に資料を入れ攪拌してネリを入れて漉きます。障子紙は大量の紙料を水と一緒に汲むので、漉くには竹に紐をつけて桁を吊り、その反動で資料を汲み上げるので大変な作業です。
午前中は氷の始末をして、午後から漉き初めて40枚ほど漉きました。

障子紙を漉く桁簾です。横90cm、縦60cmの和紙が出来ます。

漉き船に入れるネリです。船が大きいので18ℓバケツで8杯は必要です。

資料が均等になるよう簾に汲みます。重いです。

漉き上がった障子紙です。和紙が一番弱い状態です。

上から見るとそんなに枚数が無いように見えますが、横から見るとかなりの枚数があります。

漉き上がった和紙はジャッキやキリンを使い水分を絞ります。

水分を絞り終えた和紙は絞る前の5分の1くらいになります。

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