コウゾ叩きを行いました。

 29日に漂白したコウゾを叩きました。この作業は「叩解(こうかい)」言い、コウゾの繊維を細かくするための作業です。和紙漉き作業はほとんどが手作業ですが、叩解作業だけは唯一ビーター(打解機)と言う機械を使って行います。ビーターが出来るまでは樫の棒を使った手打ちでおこなわれていました。

叩く前のコウゾです。本来は茶色ですが漂白後なので白いです。

ビーターを使って約30分打解します。左上の丸い部分で打解されます。

打解後のコウゾです。繊維が細かくなり綿のようです。

打解したコウゾを籠などに入れ水を切ります。

水切り後のコウゾは水分を絞り団子状にします。

ネットに入れて保存します。

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