2013年9月1日 日曜日
コウゾ叩きを行いました。
29日に漂白したコウゾを叩きました。この作業は「叩解(こうかい)」言い、コウゾの繊維を細かくするための作業です。和紙漉き作業はほとんどが手作業ですが、叩解作業だけは唯一ビーター(打解機)と言う機械を使って行います。ビーターが出来るまでは樫の棒を使った手打ちでおこなわれていました。
叩く前のコウゾです。本来は茶色ですが漂白後なので白いです。
ビーターを使って約30分打解します。左上の丸い部分で打解されます。
打解後のコウゾです。繊維が細かくなり綿のようです。
打解したコウゾを籠などに入れ水を切ります。
水切り後のコウゾは水分を絞り団子状にします。
ネットに入れて保存します。
コメントを残す