2013年 1月
小正月行事が行われました。
村内の真坂地区で古くから行われている、小正月行事の一つ鳥小屋が行われました。鳥小屋のもともとの意味は、田畑を荒らす害鳥を追い払うための鳥追い小屋だったと言われていますが、いつの頃からか、正月終わりのしめ飾り等を集めて燃やす役目をする小屋と考えられています。近所から藁や縄、竹などの材料を集めて人家から離れた田んぼの中に立て、しめ飾り等を燃やしました。
出来上がった鳥小屋です。
中にはしめ縄などが入っています。
燃やす前に神主さんが御祓いをします。
今年の年男が玉串を奉奠します。
いよいよ火入れです。年男が行います。
火が付けれれました。
萱、藁、縄、竹などの材料で作られた小屋は良く燃えます。
ほぼ燃え尽きました。
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本格的な紙漉きシーズンに入りました。パート2
本格的な紙漉きのパート2です。今日は風が冷たく寒い一日でした。
漉き船に入れたネリを攪拌すると、コウゾの繊維が細かくなります。
桁と簾をセットします。
セットした桁と簾で漉き舟から紙料をすくいます。
水を切ると斜めにしても簾に張り付いた紙料は落ちません。
漉いた和紙は一枚一枚丁寧に重ねてゆきます。
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本格的な紙漉きシーズンに入りました。
1月に入り寒さも一段と厳しくなり、いよいよ本格的な紙漉きのシーズンが到来しました。この寒い時期の紙漉きは非常につらい作業です。今は幅94センチ、高さ62㎝の障子紙を漉いています。私が漉く紙で一番大きな紙です。大きくなる分材料も必要ですし、紙を均一に漉く技術も必要です。今後、数回に分けてアップします。
紙料を漉き舟に入れて馬鍬を使い攪拌します。
紙料が攪拌されたらネリ(トロロアオイの抽出液)を適量入れて再び攪拌します。
ネリの氷をカゴで除きます。
ネットの中にトロロアオイの根が入っています。
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氷の芸術品です。
新年になり毎日厳しい寒さが続いています。鮫川村は標高が高いため、最低気温がマイナス8度以下になることも珍しくありません。そのため、村内各所を歩くと普段では見られない冬の芸術品に出会うことが出来ます。
紙漉き作業場から流れ出る沢水のしぶき氷です。
道路わきの大きなツララです。
落水により石全体が氷で覆われています。
やや小さめのツララです。