2015年3月22日 日曜日
大熊町を通りました。
今日、家内の実家の墓参に田村市の都路町に行きました。実家も昨年までは避難区域になっていましたが、ようやく除染が終わり自宅に戻ることが出来ました。しかし、外の空間線量は0.25マイクロシーベルトを超え、決して安全とは言える住環境ではありません。帰りは国道288号線から大熊町を通り帰宅しましたが、大熊町内は何処を通っても放射性廃棄物の入った袋が道路両側に積まれていました。町内には人影はなく、会うのは道路封鎖の警備員のみで原発事故の厳しい現実を見てきました。
帰りに通った大熊町内の県道35号線です。
途中にあった放射性廃棄物の仮置き場です。県道35号沿線だけで数十箇所ありました。
道路両側には除染を終えた放射性廃棄物の袋が、いたるところに置かれています。
除染中の旗が立てられ、現在も除染が行われています。
家の入り口には塀が設置され入ることは出来ません。町内に通じる道路もすべて通行禁止です。
ところどころに放射能のスクリーニング場があります。
それでも梅や椿が満開の花を咲かせていました。
コメントを残す