コウゾを叩きました。
さらし粉の成分を流し終えたコウゾを、ビーター(打解機)を使い細かくなるまで叩きました。この作業を叩解(こうかい)と言います。和紙を始めた頃は樫の棒を使い手作業で行っていましたが、今はビーターがあるので助かります。
さらし粉の成分を流し終えたコウゾです。コウゾはまだ長いままです。
ビーターによる叩解(こうかい)作業です。
およそ30分程度叩解(こうかい)作業を行うとコウゾの繊維は細かくなります。
水分を絞りネットに入れて保管します。
福島県東白川郡鮫川村から情報発信します
2014年 10月
さらし粉の成分を流し終えたコウゾを、ビーター(打解機)を使い細かくなるまで叩きました。この作業を叩解(こうかい)と言います。和紙を始めた頃は樫の棒を使い手作業で行っていましたが、今はビーターがあるので助かります。
さらし粉の成分を流し終えたコウゾです。コウゾはまだ長いままです。
ビーターによる叩解(こうかい)作業です。
およそ30分程度叩解(こうかい)作業を行うとコウゾの繊維は細かくなります。
水分を絞りネットに入れて保管します。
18日に煮たコウゾを今日漂白しました。漂白するにはさらし粉(次亜塩素酸ナトリウム)を使います。
漂白前のコウゾです。茶色です。
漂白後は白くなります。
漂白に使うさらし粉(次亜塩素酸ナトリウム)です。純度が99.9%で取り扱いに注意を要します。
60度のお湯にさらし粉(次亜塩素酸ナトリウム)を入れ、その中にコウゾを浸します。次第にコウゾが漂白されます。
コウゾは白くなりましたが、全体を漂白するには1時間程度かかります。
漂白が終わったコウゾです。これから水槽に入れて、水をかけ流しにしてさらし粉の成分を流します。
昨日、苛性ソーダーを使って煮たコウゾを晒しています。水をかけ流しにしてソーダーの成分やごみを流します。
水で晒し始める時のコウゾです。苛性ソーダーの成分のため水は黒い状態です。
何回も水を替えて晒すと水色もコウゾも変って来ます。
コウゾを晒すのには大量の水が必要です。そのため沢水を引き込んでいます。
大分きれいになりました。あと一日くらい晒すと漂白できます。
今日、今シーズン初めてのコウゾ煮を行いました。昨年は11月から行いましたが、今年は少し早めに始まりました。写真のピントが少しボケました。ごめんなさい。
前日に水に入れておいたコウゾです。水分を吸収し柔らかくなっています。(コウゾ戻しといいます)
コウゾを煮る薪です。
二つの釜にコウゾを入れます。かなりの嵩があります。この時コウゾを煮るため苛性ソーダーを使います。
かまどに火を入れて煮始めます。煮終えるまで約3時間かかります。
煮上ったコウゾです。嵩が3割くらい減ります。この状態で一晩蒸らし、明日水槽に入れ水をかけ流しにしてソーダー分やごみを流します。
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